Flaskを『ローカルで開発する環境構築』から『プログラムの実行まで』を一通り

ローカルで開発する環境を構築する

STEP.1
デスクトップに移動、flaskのフォルダを作る
ターミナル
$ cd Desktop; mkdir flask
ディレクトリ
User/
┗ Desktop/
flask/
STEP.2
venvでPython3の仮想環境を作成し、flaskフォルダに移動する
ターミナル
$ python3 -m venv flask; cd flask
ディレクトリ
Desktop/
┗ flask/
bin/
include/
lib/
pyvenv.cfg
STEP.3
仮想環境(venv)を有効化する
ターミナル
$ source bin/activate

仮想環境が有効になっているかどうかは、ターミナルのコマンドを入力する一番前の部分が(実行フォルダ名)となっているか確認します。

MEMO
仮想環境モードは$ deactivateで解除出来ます。
STEP.4
Flaskを仮想環境にインストールする
ターミナル
$ pip install flask
END

Flaskアプリのプログラムを作成し、実行する

STEP.1
Flaskアプリケーションの核となるPythonファイル(app.py)を作成する
ターミナル
$ touch app.py
ディレクトリ
flask/
app.py
┣ bin/
┣ include/
┣ lib/
┗ pyvenv.cfg
STEP.2
app.pyを修正する
app.py
# -*- coding: utf-8 -*-
from flask import Flask # Flaskパッケージをインポート

app = Flask(__name__) # Flaskクラスのインスタンス生成

@app.route('/') # URLを指定。URLにリクエストが来ると関数が実行される
def index():
	return 'Hello, world.'

if __name__ == '__main__':
	app.run()
STEP.3
app.pyをlocalhostで実行する
ターミナル
$ python app.py
END

連載目次:FlaskでWebアプリケーションを開発するためのロードマップ

入門編:10記事

入門編の10記事を順に読んでいけば、FlaskでWebアプリケーションを開発する必要最小限のことが学べます。

簡単なアプリケーションであれば、セキュリティ上の観点を考慮しなかった場合公開できるでしょう。

実践編

実践編の記事では、FlaskでWebアプリケーションを公開するために欠かせないセキュリティのことや実践的なテクニックを紹介しています。

ここまで読み込めば、あとはアイディア次第でいろんなWebアプリケーションを公開できるでしょう!

  1. セッション
  2. Cookie
  3. メソッドベース・ディスパッチ
  4. ベーシック認証・Digest認証
  5. ログイン機能
  6. サーバーサイドからクライアントサイドにpandas.Series、pandas.DataFrameを渡す
  7. クライアントサイド(form)からPOSTされた1、2次元配列を受け取る
  8. matplotlibを使う
  9. Bootstrap4を使う
  10. フォームの非同期通信(Ajax, jQuery)