2回連続購入します!?『宝石の煌めき:拡張(城塞)』の紹介。勝てる戦略や考察も!

こんにちは、ボードゲームジャンキーのたぬ(@tanuhack)です!

宝石の煌めきの拡張には、4つの独立した拡張が入っています。

えっ、1個で4種類のゲームが楽しめる!?『宝石の煌めき:拡張(都市)』の紹介

今回は、上の記事であまり触れなかった『城塞』の詳細・戦略・考察を惜しみなく繰り広げていこうと思います。

『城塞』では、宝石カードを購入後に追加で『相手を妨害する』または『自分が欲しいカードを守る』というアクションを行うことができます。

さらに上手く行けば、1ターンに宝石カードを2回買うことができます(※詳しくは後述)

特に『戦略編』は必見です。

中々ゲームに勝てない人も今回紹介するセオリーさえ守ってもらえば、大体勝てるようになると思います。乞うご期待!

注意
今回の記事は、基本である『宝石の煌めき』を遊んだことがない人にとって、訳が分からないと思います。

この記事を読んで、何回か基本編を遊んでから読まれることを推奨します。

『宝石の煌めき』きれいな宝石を買い集める拡大再生産ゲーム

世界観

商取引区域をいくつも抱える巨大都市が増えればその危険性や互いの緊張もおのずと明らかになってくる。

ギルドはどこも、敵意ある野心から自らの富を守り、己の拡大の助力とすべく、城塞を建てはじめた。

この拡張ではプレイヤー間の相互関係がさらに深くなり、ゲーム時間が若干伸びます。相手を抑えることと自分の獲得を早めることの間の完璧なバランスを見つけましょう。

『攻めの守り』といった感じでしょうか。

『守りを強化しているだけ』に見えて、実は内部で会心の一撃ねらいで強力な武器を蓄えてたみたいな。

城塞は、まさしくそんな世界観にぴったりな内容になっています。

準備

基本と同じように並べて、各プレイヤー3つずつ同じ色の城塞を受け取ります。

追加ルール

カード購入時効果

場もしくはキープしているカードを1枚購入した場合次の2つの選択肢から1つを選ばなければなりません(※強制効果です)

城塞を場の表向きのカードに置く、もしくはあるカード上にある自分の城塞を他の表向きのカードに移動する

これは他のプレイヤーの城塞がないところにしか置く(移動する)ことができません。

相手の城塞が1つもなく、自分が3つ城塞をどこかに置いているときは、泣く泣く自分の城塞を移動しないといけないので気をつけましょう。

場の他プレイヤーの城塞を1つ取り除いて持ち主に返す

相手の邪魔な城塞を1個退かすことができます。

城塞の効果

次に気になる城塞の効果を見てみましょう。

占有効果

城塞が置かれているカードは、その持ち主のみが購入もしくは確保(キープ)することができます。どちらかを行った場合、そのカード上の城塞をすべて手元に戻します。

征服効果

1枚のカードに自分の城塞が3個置かれている場合、自分のアクション(宝石トークンの確保、宝石カードの購入・確保)の後に、そのカードを購入することができます。(※そのカードのための支払いは必要です)

つまりどういうことかというと、2回連続で宝石カードを購入することができるということです。



2回カード購入出来るとか激アツですね。奇襲性高くて、決まったら勝ちに一気に近づきそうです。

ゲームの終了条件

基本編と同じく、15点です。

MEMO
ゲームの勝利条件まとめ

  • 誰かが15点以上になった場合、ターンの終了まで回して1番点数が高い人
  • 同点の場合は、宝石カードが少ない人

オススメの戦略

まず初めに、僕がオススメする単色戦略は相性が悪いです。

単色戦略ではなく、多色戦略を

この拡張ではカード購入の多さが勝利につながります。

カード購入を増やすために出来ることと言えば、ローコストで買えるものをとことん買うしかありません。

これを怠るとどんどん相手プレイヤーに城塞を置かれて、欲しくないカードばかり場にあるなんて最悪なことも起こりかねません。

多色戦略はカード購入の機会が多いので相性がすごく良いです。

2回連続購入を狙おう

この拡張しかできない2回連続購入をしない手は無いでしょうね。

そのためには、カードを購入する回数を増やして、城塞を3つ置かなければなりません。

2回連続購入をするためには、常に狙っているカードの上に城塞を2つ、置いておく必要があります。

そして、資源を蓄えて2回連続購入を決めて相手と差を付けましょう!

勝手にレビュー

人数 2〜4人
時間 40〜50分
対象年齢 10歳以上
戦略が必要か ★★★★★
運が必要か ★☆☆☆☆
盛り上がり度 じっくり考える
先行有利? ゲーム序盤だけ先行有利
オススメのシチュエーション ①友達と②年齢の近い人と③考えるのが好きな人達と
総合評価 B
コメント 多色戦略が有利です。カード購入が多いと勝ちに近づきやすいです。