こんにちは、たぬ(@tanuhack)です!
カタンは限られた資源で最良の立ち回りをしたプレイヤーが勝ちやすいです。たくさん引いてしまって余らせがちな発展カードも戦術次第で大きく変化します。
発展カードは『鉱石、小麦、羊毛』をそれぞれ1枚ずつ使って引くことができます。全部で25枚(5種類)あり、内訳は以下の通りです。
発展カード内訳(全25枚5種類)
騎士カード(14枚) | このカードを表にして公開すると、他の人の土地に盗賊を移動させることができます。さらに移動した土地に面して開拓しているプレイヤーの1人から資源を1枚奪います。 |
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勝利点(5枚) | 1ポイント |
発見(2枚) | このカードを表にして公開すると、山札から好きな資源を2枚獲得できます。 |
街道建設(2枚) | このカードを表にして公開すると、資源を使わずに街道を2本建設できます。 |
独占(2枚) | このカードを表にして公開すると指定した1種類の資源を全て、他のプレイヤー全員から回収できます。 |
それでは、順に発展カードごとのオススメの戦略・戦術論を紹介していきたいと思います。
騎士
騎士のオススメの使い方は、『自分の陣地に盗賊がいたときに退かす』です。ゲームの進行状況にも寄りますが、3枚目の騎士を使って、最大騎士力をとれる状況であっても、むやみに取りにいくことはオススメしません。理由はただ一つ、『目立ってしまうから』です。
カタンで目立ってしまうと盗賊を自分の陣地に置かれたり、なかなか交渉してもらえなかったりと何一つ良いことがありません。
最大騎士力を狙うときは、『妨害されてもこのまま10点まで突っ走れるとき』もしくは『自分以外のプレイヤーが2枚目の騎士をオープンしていて、伏せの発展カードがあるとき』のどっちかにしたほうが良いです。
カタンで20連勝した僕が絶対にしない、たった4つの戦略・戦術論後者に関して補足すると、最大騎士力は一度取ってしまえば、なかなか奪われることがありません。なので、他のプレイヤーに先に最大騎士力を取られるくらいなら、目立って最大騎士力を取りに行きましょう。その際、盗賊は次に最大騎士力を狙ってきそうなプレイヤーか、今最も10点に近いプレイヤーにするといい感じです(^^)
勝利点
ゲーム序盤に引いてしまうと困ってしまうカード。勝利点カードの性質上、ずっと伏せたままにしておくので他のプレイヤー達から『勝利点カード』だと見抜かれてしまいます。
ゲームが終盤に向かうに連れ、みんなどんどん発展カードを引いてくるので、そのときに勝利点カードが引けると、うやむやになって他のプレイヤーから気づかれにくくなります。
盗賊を退かしたくて騎士を引きたかったのに、勝利点だったときの悲しみは計り知れません。
発見
多分、発展カードの中で一番微妙なカード。『鉱石、小麦、羊毛』の3枚を使って、得られる割に好きなカードを2枚しかもらえません。でも状況に応じて小回りが効くので、役に立つときもあります。
オススメの使い方は、『開拓地を都市にする素材に充てること』です。都市になれば一気に生産力が上がり、建設や交渉が捗りやすくなります。経験上、都市を自力で建てることができないプレイヤーはカタンで勝つことができません。発見を引いた場合は都市の礎にしましょう。
街道建設
都市戦術の人が引くと一番効果を発揮するカード。都市戦術を狙う場合、初期配置で『木材とレンガ』が取れる場所に基本的に置かないので、一気に周りと差をつけることができます。
また、このカードは『誰かの最長交易路を奪うとき』に真価を発揮します。ゲーム終盤に一気に道を伸ばして最長交易路を奪う戦い方は、周りのプレイヤーから予測が建てにくく、奇襲性が高いです。決まると一気に形勢逆転することができるので
オススメです。
「都市戦術でもないし、最長交易路は諦めたよ」というときは、貿易港に向かって街道を伸ばしたり、単に生産力が高いマップに道を伸ばしたりしましょう!
独占
一気にゲームエンドに持ち込むことができる強カード。2:1の貿易港を持っていて、その素材を回収できるとものすごく強いです。使うと目立ってしまい、しばらく他のプレイヤーから妨害の対象になることもしばしば。独占を使って『都市を建てられたり、10点に届くとき』など、ここぞ!という場合のみ使うことをオススメします。
極悪な使い方を1つ紹介すると、独占を使う前に交渉で他のプレイヤーにあげた素材を指定して回収することです。
自分の鉱石3枚と、相手の小麦2枚を交渉します。
交渉が成立しました。
独占で鉱石を宣言。鉱石を回収します。
ルール的にはセーフですが、モラル的には完全アウトで、しばらく口を聞いてもらえないこともあるかもしれません。ゲーム終了後も警戒されること間違いなしですw
このカードを使うときは、良識の範囲内でほどほどにしておきましょう。