こんにちは、スプレッドシートが大好きなたぬ(@tanuhack)です!
商品IDや日付、アルファベットの羅列など数行に渡って、番号を振ることってありませんか?
1つのセルごとに値を入力している人は、お疲れ様です。これからも無駄な時間を消耗し続けて下さい。
セルの右下を下方向にドラッグしている人は、良い線をいっています。が、もう一工夫欲しいところですね。
ドラッグの範囲が数十行とかだとドラッグで良いですが、これが数千、数万単位になってもあなたはドラッグをし続けますか?
今回紹介する方法を使えば、一瞬で指定の範囲内を連番することができます!
効率化の世界へ、ようこそ。それでは始めます。
数字を連番する方法
自動で連番させるには、ARRAYFORMULA関数を使います。
簡単に説明すると、『指定したセルの行番号を返す』ROW関数を、A1セルからA1000セルまで適用しているという訳です。
お察しのとおり、範囲をA10000セルにすると1から10000行まで連番することができます。
[aside]ARRAYFORMULA関数の詳細はこちらからどうぞスプレッドシートの『ARRAYFORMULA』関数を使って表示速度を高速化させよう! [/aside]
アルファベットを連番する方法
次はアルファベットの連番です。
先程紹介したARRAYFORMULA関数に、いくつか関数を組み合わせて実現させます。
- ADDRESS:セルの番地を返す
- REGEXREPLACE:正規表現が一致するものを別のテキストに置換する
- TRANSPOSE:転置行列を作成する
それぞれの関数の詳細は割愛しますが、ざっとどんなことをしているかと言うと…
ADDRESS関数でセルの番地を取得し、REGEXREPLACE関数でセルのアルファベットだけ抽出して、ARRAYFORMULA関数で指定の範囲だけ計算を実行し、最後にTRANSPOSE関数で行列を入れ替えています。
カラフル過ぎて見づらいかな?笑
ちなみに、小文字のアルファベットで連番したい場合は、LOWER関数を使います。
日付を連番する方法
日付だって連番できるゾー。
けっこう目玉なハックかもしれない。
日付の計算は、DATE関数に数字を足すことで実現できます。
最後に1引いているのは、ROW(A1)の値が1になってしまい、A1セルが9月2日になってしまうからです。
DATE関数に入れる日付は、最初に表示したい日付から適宜設定してください。
16進数を連番する方法
さいごに16進数を連番する方法を紹介します。
「16進数?なにそれ、美味しいの?」状態の人は、回れ右です。
誰得感が拭えないですが、めげずにやります。10進数から16進数の変換は、DEC2HEX関数を使います。
さいごに
今回は、ARRAYFORMULA関数を使って、数字やアルファベット、日付などを、自動で連番する方法を紹介しました。
いかにパソコンに作業させるか…。腕の見せ所ですね!
スプレッドシートはARRAYFORMULA以外にも、素晴らしい関数がたくさん用意されています。
知っていたらドヤれる!スプレッドシート独自の関数を10個まとめてみたぜひ、活用してあなたではなく、パソコンに仕事させてみてください。
それでは