こんにちは、たぬ(@tanuhack)です!
ドミニオンはデッキ構築型ゲームです。効率良く『属州』を獲得できるデッキをつくることが、ドミニオンで勝つための勝利の秘訣です。
カードを『廃棄』にすると、捨て札に行かず廃棄エリアに置かれます。つまり、山札からどんどん不要なカードが少なくなり、強いカードがぐるぐる回って非常に効率の良い山札になります。
ドミニオンの基本セットに含まれる『礼拝堂』は、手札のカードを任意で複数枚廃棄出来るカードです。今回はそんな『礼拝堂』にスポットを当てて、『効果的な使い方』と『注意事項』の2点をまとめてみました!
目次
礼拝堂
カード分類 | アクション |
---|---|
コスト | 2 |
効果 | 手札から4枚までのカードを廃棄する |
初見で見たとき「???????????」ってなるカードですよね(笑)
ドミニオンでは、手札のカードを廃棄することが結果的にデッキ圧縮に繋がります。他のトレーディングカードをしている人だと直感的に「このカードは強い…。」と感じるではないでしょうか。
『礼拝堂』の効果的な使い方
『礼拝堂』の基本的な使い方は、『最初のターンに買って、初めて手札に来たら、それ以外のカードを4枚全部廃棄する』です。銅貨が4枚来たとしても全部『廃棄』して構いません。銅貨だろうが屋敷だろうがじゃんじゃん廃棄しましょう♪
「全部廃棄したら、このターンは何も買えないじゃない。」と思ってませんか?確かにこのターンは何も買うことができませんが長い目で見てみると、得なのです。
例:1、2ターンで『銀貨』と『礼拝堂』を購入して、銅貨4枚廃棄する前と後の金の割合
∟金の割合:9÷12×5=3.75
∟金の割合:5÷8×5=3.125
この時点では、『銅貨』を廃棄する前の方が山札の金の割合が高いです。しかし、後者はデッキ枚数が少ないので、次に『屋敷』を複数枚廃棄出来る確立が高くなります。
『屋敷』はただの「+1勝利点」カードです。ドミニオンは『属州(+6勝利点)』を最終的にたくさん獲得した人がゲームに勝ちます。『屋敷』が手札に来るだけで、本来くるはずだった銅貨1枚分の居場所、アクションカード1枚分の居場所を奪います。つまり『屋敷』1枚で手札の可能性を20%(5枚中の1枚)も減らす邪魔なカードなのである。圧縮戦略において『屋敷』をまっさきに廃棄したい理由はそこなんですよね。
ゲーム序盤に『屋敷』を廃棄することができれば、後のゲーム運びがスムーズになるので、積極的に『屋敷』は廃棄していきましょう。
『礼拝堂』戦略の4つの弱点
山札に影響があるアタックカードにめっぽう弱くなる
デッキが少なく金貨の割合が高いため、『泥棒』や『密偵』などの山札に影響があるアタックカードにめっぽう弱くなります。
『属州』を購入し続けるパフォーマンスが下がる
デッキが少ないがゆえに、『属州』を買い始めると、『属州』が手札に来やすくなります。その結果、手札を圧迫しスタミナ不足を起こします。
金未満にすると何も買えなくなる
つい調子にのって、3金未満にしてしまうと『銀貨』が購入できなくなるため、1ターン泣く泣く『銅貨』を購入しなければならないターンが出てきます。もったいないですね!
山札をこだわり過ぎてしまう
『礼拝堂デッキ』は、つい山札をこだわってしまい、『金貨』だらけにしてしまいがちです。その間に他プレイヤーが『属州』が購入し始めると、出遅れてしまいます。『金貨』が手札にたくさんあっても、1ターンに1枚しか『属州』を買うことができません。対策として、『+1カード購入』などのアクションカードと組み合わせると1ターンに『属州』を2〜3枚買うことができます。オススメです!
あとがき
『礼拝堂』は『呪い』さえも怖くなくなる圧倒的な廃棄力を誇っています。非常に便利なカードではあるのですが、使い方を間違えるとちょっと痛い目をみます。ほどほどに廃棄して、アクションを回すのが何気に一番強い気がします。一見、超高速に見える『礼拝堂デッキ』ですが、有名な『鍛冶屋+お金デッキ』と比べると、実は速さ的にはちょっと遅れてたりもします。何事もほどほどに!