【ドミニオン】『司教』について考察。デッキ構築や注意点を紹介します。

こんにちは、たぬ(@tanuhack)です!

『ドミニオン繁栄』で登場した王国カード『司教』。「強い」や「弱い」などいろんな意見が飛び交っているようですが、使い方さえ間違わなければ、めちゃめちゃ強いカードだと僕は思います。

通常のドミニオンでは、多くの『属州』を獲得するために、山札の『金貨』の割合を増やす戦法が最も強いとされていました。しかし、『ドミニオン繁栄』から登場した新しい勝ち方である、山札を圧迫することなく『勝利点』稼ぐ手段がいくつか用意されました。『司教』もその中のカードの1枚でもあります。

司教

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カード分類 アクション
コスト
効果 『+1金、+1勝利点』

あなたの手札のカード1枚を廃棄する。そのカードのコストの1/2(端数切り捨て)+勝利点

他のプレイヤーは全員、自分の手札のカード1枚を廃棄してもよい。』

自分の手札1枚を廃棄して、そのコストに応じて勝利点が貰えるという訳です。まずは、そんな『司教』を使った僕なりのデッキ構築を2つ紹介します。

ドミニオンでデッキ構築する際に頭にいれておくべき、たった1つの考え方

ドミニオンというゲームは、中途半端なデッキ構築では、まず勝てません。それなら、どうするか。答えは明確です。何かに特化させたデッキをつくりましょう。という訳で、『司教』の効果を最大限に活かせそうな構築をしましょう♪

ゴールドラッシュ

サプライに以下のカードがあれば、いつでも構築できます。

  • 司教
  • 最終デッキ目標

    P3160002

    山札 5枚
    財宝 金貨、銀貨、銀貨、銅貨
    アクション 司教
    向いている環境 『+2アクション』と『+3カードを引く』などが共存していない、遅めの環境
    MEMO
    毎ターン、デッキを圧迫することなく勝利点を4点稼ぐことができます。

    ▼立ち回り

    アクションカードは『司教』しか買いません。最初はデッキ枚数を減らすために、『司教』3枚くらい買いましょう。『司教』の強みは何と言ってもカードを廃棄できることです。最終デッキ目標まで『屋敷3枚、銅貨6枚、司教2〜3枚』廃棄する必要があるので、最短で15ターン目、遅くとも20ターン目くらいには理想の山札が出来上がっていると思います。理想の山札が出来終わったら、次は手札の『金貨』を廃棄します。そして手札の5金と『司教』の+1金で再び金貨を購入します。それだけです。

    金貨が無くなるまで、毎ターン4点勝利点を稼げます。無くなったら『公領』を買って、『公領』を廃棄していきましょう。

    1つこのデッキの弱点として、『民兵系』の手札をハンデスするカードに滅法弱いということが挙げられます。その対策として、有効なのが『+2カードを引く』と『+1アクション』が一緒になったアクションカードです。民兵などで捨てられたカード分を回収し、残されたアクションを使って『司教』をつかえば、ハンデス系のアタックカードがサプライにあっても対応することができます。

    城塞ラッシュ

    サプライに以下のカードがあれば、いつでも構築できます。

  • 司教
  • 城塞(暗黒時代)
  • 最終デッキ目標

    P3160005

    山札 4枚
    アクション 司教、司教、城塞、城塞
    向いている環境 『+2アクション』と『+3カードを引く』などが共存していない、遅めの環境
    MEMO
    毎ターン、デッキを圧迫することなく勝利点を6点稼ぐことができます。

    ▼立ち回り

    『ドミニオン暗黒時代』で登場した『城塞』は自身が廃棄されると手札に戻ってくる効果を持っています。その効果を利用して、『司教』のトリガーにします。捨てても捨てても手札に戻ってくる様が、遊戯王の『キラースネーク』みたいです。序盤の立ち回りは先程紹介したゴールドラッシュと動き方はいっしょです。理想の手札になるまで司教でどんどん廃棄しましょう♪

    『司教』を使う上での注意点

    『司教』の弱点はズバリ、相手のデッキ圧縮の助けをしてしまうことです。

    環境が速すぎると、理想的なデッキを組み立てていく途中に負けてしまう恐れががあるので、ケース・バイ・ケースで『司教』をつかいましょうね。