🔰3分で始めるGAS(Google Apps Script)|開発環境の起動からコード実行まで

Google Apps Script(通称、GAS)とは、さまざまなGoogle Appsを拡張するGoogle社が開発したプログラミング言語です。

2019年10月現在、以下のサービスをプログラミングで拡張することができます。

  • Gmail
  • Google翻訳
  • Googleマップ
  • Googleカレンダー
  • Googleドキュメント
  • Googleスプレッドシート
  • Googleスライド
  • Googleフォーム
  • データポータル
  • ※利用できるサービスを一部抜粋。他のサービスはこちらで確認できます。

  • BigQuery
  • Googleアドセンス
  • Googleアナリティクス
  • Googleタグマネージャー
  • YouTube

GASを使用するために準備するものは、以下の3つです。

  1. Googleアカウント
  2. ブラウザ(Google Chrome推奨)
  3. ネットワーク環境

プログラミング上達の秘訣は、直感(体感)で大枠を知り、論理で体系的に理解することです。

そこで今回は、GASの『開発環境を起動する方法』から『プログラムの実行』までを、初学者が躓かないように、画像とGIFアニメーションを用いて直感的に分かりやすく紹介します!

開発環境を起動する

まず始めに、GASの開発環境(スクリプトエディタ)を起動する方法を紹介します。

START
STEP.1
Googleスプレッドシートを開く

GASの開発環境を開く方法は他にもありますが、今回は一番簡単な方法を紹介しています。

STEP.2
スクリプトエディタを選択する

ツール > スクリプトエディタ の順番に選択します。

STEP.3
起動完了

別タブでスクリプトエディタが起動したら、GASをプログラミングする準備は整いました。

上のようなエラーが出た人は、ブラウザのアカウントがデフォルト設定になっているか確認してください。

すると、問題なくスクリプトエディタが開けるはずです。

END

プログラムを記述する

次は、ログに『Hello GAS.』と出力されるGASのプログラムを記述します。

デフォルトでmyFunctionメソッドが記述されていると思うので、その中にLogger.log("Hello GAS.");と入力してみましょう。

MEMO

GASでは、Logger.log(ログに表示させたいもの)でログを確認します。

今回は、Hello GAS.という文字列をログに表示させています。

Before
function myFunction() { 

}
After
function myFunction() { 
  Logger.log("Hello GAS.");
}

入力が完了したら、ショートカットキー+S(Windowsの方は、Ctrl+S)、または、『保存ボタン』をクリックしてコードを保存します。

GASのプロジェクト名が未設定の場合、アラートダイアログが出てくるので、『Hello GAS.』というプロジェクト名を設定しましょう。

MEMO

コード.gsの左のが無くなれば、プログラムは最新の状態で保存されていることを意味します。

プログラムを実行する

さいごに、GASのプログラムがちゃんと動作するかプログラムを実行してみましょう。

実行ボタンを押すことで、GASを実行することができます。

実行ボタンを押したあとに、エラーが表示されなければプログラムは正常に動作しています。

STEP.1
『許可を確認』を選択する

get-sheetname11

STEP.2
Googleアカウントを選択する

get-sheetname12

GASを操作しているアカウントを選択します。

STEP.3
『詳細』を選択する

get-sheetname13

STEP.4
『移動』を選択する

get-sheetname14

STEP.5
『許可』を選択する

get-sheetname15

これで、GASの承認作業はおしまいです。

ログを確認する

プログラムを実行したのに、何も起きませんね。

それもそのはず。Logger.logメソッドを使ってログを確認する場合、ショートカットキー+Enter(Windowsの方は、Ctrl+Enter)を押すことで、ログを確認することができます。

MEMO
ログはショートカットキーを使わなくても、メニューの表示 > ログの順番に選択することでも確認できます。

きちんとログに『Hello GAS.』という文字列が表示されていることが確認できますね。

これにて、GASの開発環境の起動からコード実行まで完了です。お疲れ様でした。

GASでログ出力する2つの方法(Logger.logとconsole.log)の紹介と使い分け

さいごに

今回は、GASの『開発環境を起動する方法』から『プログラムの実行』までの流れをザーッと一通り紹介しました。

GASは、インターネットに繋がったブラウザさえあれば、どこでも簡単に始めることができます。

更にそのうえ、完全無料であり、開発環境の起動にイライラすることもなく、専用のアプリケーションのインストール等も不要です。

大規模なアプリケーションの開発には向いていませんが、フリーランスや中小企業程度の組織・集団であれば、すぐさまGASの恩恵を得られるでしょう。

ようこそ、自動化の世界へ。最後までお読みいただきありがとうございました。