ボードゲーム『ラブレター(Love Letter)』で勝率が上がる戦略・戦術論

こんにちは、たぬ(@tanuhack)です!

いままで、ラブレター(Love Letter)が好きすぎて、4人プレイで500回以上はやりました。500回もするうちに定石というか、ある一定のパターンが見えてきたのでご紹介させていただきます。

この定石で、推理がしやすくなり、勝率が上がるはずです!ぜひお試しあれ。

注意
この記事はラブレターを最低3回以上遊んだ人に向けて書いています。ラブレターを遊んだことがない方は以下の記事を参考にされて読まれてくださいね。
ボードゲーム『ラブレター』の紹介。各カードの詳しい考察付き!

優先的に出されやすいカードを比較してみました

MEMO
上から出されやすい順です。
僧侶 あなたの次の手番まで、あなたへの効果を無効にします
道化 対象プレイヤーの手札を見る
魔術師 あなた、もしくは対象のプレイヤーは手札を捨て札にし、山札からカードを1枚引く
兵士 対象プレイヤーに『兵士』以外のカード名1つを宣言し、手札と一致したら脱落させる
大臣 手札の強さの合計が12以上である場合、あなたは脱落する
騎士 対象プレイヤーとあなたの強さを密かに比較し、強さの小さい方を脱落させる
将軍 対象のプレイヤーと手札を交換する
このカードがあなたの捨て札に置かれた場合、あなたは脱落する

各カードが捨て札に置かれた場合は、こう考えるべし

『兵士』を捨て札にするということ

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効果 対象プレイヤーに『兵士』以外のカード名1つを宣言し、手札と一致したら脱落させる

『兵士』は、当たれば特定の相手を脱落させる強力な効果を持っています。そんなカードを使うということは、残りの手札に『兵士』か『騎士』、『将軍』、『大臣』、『姫』が残っている確立が高いです。

『兵士』が残っているかも知れない理屈

これは説明するまでもありませんね。手札に『兵士』が2枚来てしまったから出さざるを得なかったというパターンです。

『騎士』が残っているかも知れない理屈

『騎士』は、このカード以外の自分と相手の手札の数字を競う効果を持っています。『兵士』の数字は『1』なので、まず勝てません。なので『兵士』と『騎士』を引いてしまった場合は、よほどのことがない限り『兵士』を出すでしょう。

3.『将軍』が残っているかも知れない理屈

『将軍』は自分と特定の相手1人の手札を入れ替える効果を持っています。一見強いように見える効果ですが、このゲームでは必ず、自分より相手の方が先に手番が回ってきます。

『兵士』と『将軍』を持っていたとして、『将軍』を使ったとすると、相手に『兵士』を渡すことになり、相手からカードを一枚受け取ります。つまり、相手が『兵士』を使って、いま渡したカードを指名されるとコチラが脱落してしまいますね。

『大臣』が残っているかも知れない理屈

これは意見が別れます。僕は『大臣』の効果で脱落したくないので、『兵士』と『大臣』を引いた場合、先に『大臣』から出すことが多いです。場の状況を見てどっちか好きな方を出せばいいと思います。

『姫』が残っているかも知れない理屈

これも説明するまでもありませんね。『姫』は捨て札にすると即脱落なので、『兵士』を出さなければならなかったパターンです。

『道化』を捨て札にするということ

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効果 対象プレイヤーの手札を見る

『道化』は比較的捨て札にしやすいカードです。なので、引いた場合積極的に使っていきましょう。このカードを使った場合の残りの手札は想像しにくいです。強いて言うなら『兵士』か『騎士』、『将軍』、『姫』でしょう。

『兵士』が残っているかも知れない理屈

『道化』と『兵士』が手札に来た場合は、『道化』で先に手札を確認して『兵士』でトドメを刺すといったコンボをすることができます。なので、たいてい『道化』が先に出されます。

『騎士』が残っているかも知れない理屈

『兵士』のときにも説明したので、ちょっとはしょります。『騎士』を使う場合、残りの手札に最低『4』以上は持っておきたいので、『道化』と『騎士』を引いた場合は『道化』が使われるでしょうね。

『将軍』と『姫』は『兵士』と同じ理由なので割愛します。

『騎士』を捨て札にするということ

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効果 対象プレイヤーとあなたの強さを密かに比較し、強さの小さい方を脱落させる

ラブレターのイケメン。『騎士』は効果が強力すぎる故に使いづらいカードです。このカードを出すと誰か脱落します。自ら『騎士』を出すということは、残りの手札に自信があるということ...。おそらく『騎士』、『将軍』、『大臣』、『姫』あたりを高確率で持っています。

『騎士』が残っているかも知れない理屈

『騎士』を2枚引いてしまった場合が当てはまります。数字の強さが『3』で誰かと勝負しなくてはいけません。なんてこった。

『将軍』や『大臣』、『姫』が残っているかも知れない理屈

これらのカードは全て『6』以上の数字力を持っています。よほどのことがない限り、勝負に勝つことが出来るでしょう。しかし、脱落した方の数字を見て、生き残った方の手札のカードが判断しやすくなります。つまり、『騎士』は誰かを脱落させることができるけど、自分の手札がバレやすい諸刃の剣のようなカードですね。

『僧侶』を捨て札にするということ

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効果 あなたの次の手番まで、あなたへの効果を無効にします

1ターンあらゆる効果を受けないので、1ターン高みの見物をすることができます。このカードはド安定で出されることが多いので、残りのカードは一番当てづらいカードです。

『魔術師』を捨て札にするということ

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効果 あなた、もしくは対象のプレイヤーは手札を捨て札にし、山札からカードを1枚引く

このカードも比較的使いやすいカードです。山札が圧縮されるので、後半『兵士』を使ってカードを当てやすくなります。なので、このカードが使われる場合、残りの手札は『兵士』を持っていることが多いです。

『将軍』

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効果 対象のプレイヤーと手札を交換する

このカードは、コチラで紹介したように非常に使いづらい効果を持っています。このカードが捨て札にされるということは、『ゲーム終盤で誰かの姫を奪う』もしくは、『手札が将軍と姫だった』2拓以外まず、ありえません。なので、このカードを使って交換された相手に渡されたカードは高確率で『姫』です

大臣×1枚

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効果 手札の強さの合計が12以上である場合、あなたは脱落する

このカードと一緒に『5』以上のカードを持っている場合、脱落してしまいます。なので、このカードが捨て札にされるということは、『兵士』、『道化』、『騎士』、『僧侶』しかありえません。

ただ、『騎士』と『大臣』の組み合わせは、相手が『姫』を持っていない限り、高確率で1人ゲームから脱落させることができるます。なので、残りの手札は『兵士』、『道化』、『僧侶』の3拓でしょうね。

あとがき

いかがでしたか?単なる運ゲーとは違って、ちょっと推理すれば、このゲームは勝率が上がります。ただ、勝ちすぎるとあらゆる人から優先的に狙われて勝ちにくくなるので、ほどほどにしましょうね(笑)

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